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カルシウム不足は、油断大敵!
このような症状がみられる人は、カルシウム不足が考えられます。
慢性的なカルシウム不足になると・・・
子どもの場合
骨や歯の発育が悪くなり、成長が遅れる!
イライラしやすく落ち着きがなくなり、怒りやすくなる!
病気に、かかりやすい!
成人の場合
疲れやすい! 興奮しやすい!
アレルギーを、おこしやすい!
成人病・動脈硬化の誘因になり、心臓病や脳卒中なども引き起こす!
骨粗鬆症・(※1)ロコモティブシンドロームの予防には、毎日800mg以上のカルシウム摂取が必要
カルシウムは、便や尿として少しずつ排泄されている為、食事で補なわなければなりません。厚生労働省は、日本人のカルシウムの必要量を成人で1日600mg※ と定めています。これはあくまでも最低限であって、骨粗鬆症・ロコモティブシンドロームを予防するなら、1日/800mg が最低摂取量です。
(※欧米では1,200mg 以上の摂取を推奨!)
日本人が実際に摂取しているカルシウム量は、2007年の調査でも成人平均では1日522mg程にとどまっていて、すべての世代で不足しています。カルシウムは日本人に不足している最も重要な栄養素です。日本人のカルシウム摂取許容量の上限は2,300mg/日で、通常では過剰になることはまずありません。
※『日本人の食事摂取基準(2010年版)』
(※1)ロコモティブシンドローム(CLICK HERE!)
栄養素の摂取状況(日本人)
平成15年国民健康・栄養調査結果の概要」厚生労働省健康局
体内カルシウム
体内のカルシウムは、99%は骨と歯に、残りの1%が血液などの体液や筋
肉などの組織にあります。この1%のカルシウムが出血を止めたり、神経の働きや筋肉運動など、生命の維持や活動に重要な役割をしています。
骨はカルシウムの貯蔵庫
骨は体の他の部分と同じように、少しずつ形成と吸収を繰り返し、絶えずつくり替えられています。食べたカルシウムは、小腸から吸収されて血中に入り、すぐ使う分だけ残して残りは骨に蓄えられます(骨形成)。
一方、血中には常に同じだけのカルシウムが必要なので、血中のカルシウムが不足する時、骨は自らを壊してこれを補います(骨吸収)。骨は体を支えると同時に不足に備え、常に出し入れができるカルシウムの貯蔵庫なのです。